<サラサーテ作曲・チゴイネルワイゼン>
幼小にして既に米国の最難関音楽大学で研鑽を積みながら活躍するこの女の子、大舞台にも関わらず堂々たるステージマナー、演奏もややゆったりとしたテンポゆえに他の大家たちの熟練した演奏よりも、むしろ情感豊かに歌っている様にもきこえてくる。
詳細は知らないが、この曲はヴァイオリン曲の中でも有名な難局として知られている。
審査員を努める大御所たちも、8歳のわりには上手だな!ではなく、演奏そのものに円熟した音楽性を感じているようだ。そして3人の審査員は全員が彼女に満点の評価を与える。
HIMARI
ANNE SOPHIE MUTTER
13歳の彼女にあのカラヤンが惚れ込んだ。動画は1982年の演奏らしいのでムター19歳。
若き日の故小澤征爾さんとベルリンフィルハーモニーをバックの名演
<パガニーニ作曲・ヴァイオリン協奏曲>
大きな会場と満員の聴衆、オーケストラと指揮者をバックに、わずか8歳の女の子が物怖じすることなくソリストとして登場。楽団員も聴衆も、小柄な可愛いヴァイオリニストに思わず笑顔になっている。しかし、演奏に際してあどけなさの中にも鋭い眼差し、足巾をやや広く取ってどっしりと構えた姿、演奏終了後に指揮者にハグを求めに行く様子も堂々たるもの。将来が楽しみだ。
HIMARI
AKIKO SUWANAI
当クリニックからすぐ近くの成瀬台中学校出身だそうです
後にはるか彼方の米国ジュリアード音楽院へ、
18歳でチャイコフスキーコンクールに最年少で優勝という輝かしい経歴
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